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クサントス(, )は、ギリシア神話の神、人物、あるいは馬。英語読みでザンザスとも呼称する。 *河神スカマンドロスの別名〔『イーリアス』20巻、21巻。〕。 *イーナコスの兄弟〔ヒュギーヌス、145。〕。 *パイノプスの子〔『イーリアス』5巻。〕。 *トラーキアの王ディオメーデースの人喰い馬の1つ〔ヒュギーヌス、30。〕。 *ヘクトールの馬の1つ〔『イーリアス』8巻。〕。 *アキレウスの馬の1つ(以下に説明)。 ---- クサントス()は、ギリシア神話に登場する名馬の1つである。ハルピュイアのポダルゲーと西風ゼピュロスの子で、バリオスと兄弟であり、不死であったとされる。またクサントスとバリオスはペーダソスとともに英雄アキレウスの持つ、3頭の名馬の1つでもあった〔『イーリアス』16巻。〕。 クサントスとバリオスはもともとポセイドーンの馬だったが、ペーレウスとテティスが結婚したさいに贈られた〔アポロドーロス、3巻12・5。〕。その後、アキレウスはトロイア戦争に2頭を連れていき、エーエティオーンとの戦争で得た名馬ペーダソスとの3頭で自分の戦車を引かせた。パトロクロスの死によってアキレウスが戦争に復帰したとき、ヘーラーはクサントスの口を借りてアキレウスに死の運命を予言した〔『イーリアス』19巻。〕。 アキレウスの死後、クサントスとバリオスは再びポセイドーンの馬になったという〔高津『辞典』p.194b。〕。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クサントス (ギリシア神話)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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